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彦十郎さん、神社界の動きについてご案内をいただきまして有り難うございます。
神社新報の論説、
>天皇とは何か、皇位継承とは何かを、皇祖皇宗の御神意を体して
>血の滲むやうな努力と葛藤を通して今日の皇室を存続せしめた各時代の先人の営みの尊さ
>こそが「伝統」であるということを、いかにして現在及び将来の国民に粘り強く訴へ続け
>ることが出来るか、これが斯界の最大の課題なのである。
こうした伝統の文化的な意味、今日的な意味。
先人の営み、その蓄積によって形成、洗練されてきた伝統の本義を
しっかりと確認し共有することが重要との考えには、まったく同感です。
(日本会議国会議員懇談会との大きな違いになると思います。)
伝統が、理由もなくこんなにも長く続く訳がありませんで、
何故こんなに長く続いたのか、その伝統の秘密を探る姿勢が重要と思います。
当然、伝統に時代を超えてもなお通用する普遍的な真理があり、
尚かつ、その伝承方法に工夫(永続装置)があったためと思います。
その普遍の真理こそが、世代を預かる意識、和の心であり、
工夫ある継承方法が、傍系移行による原点回帰を何世代か事に繰り返す
「系統継承」であると思います。
神社と地域の人びととの間には、いまだに強い精神的な繋がりがあるものと
思いますので、全国の神社の動き、伝統、和の心を分かりやすく解説して
いく素朴な動きとその広がりに期待したいと思います。 |
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