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長根さん、男系派はもう無理でしょう?小泉首相に完敗ですよ。郵政民営化の時と同じで、国民がその内容を分からないまま、何でもかんでもOKと認定してしまっている。女性と女系という上手い具合に言葉を紛らわしく使って、いっきに事を進めようとしている。平沼議員ら保守派は正攻法でしか進めなくて、小泉首相の多彩な攻撃に振り回されてしまっている。
長根さんらは、国民にこの問題を深く理解させようとしていますが、そもそも国民の多くは、年金問題みたいに自分の生活に直結するような問題じゃないと興味を示しません。国民の8割は皇室制度を支持していますが、必ずしも皇室に対して深く興味があるわけではない。せいぜい、テレビのワイドショーに出てくる皇室のイメージしか国民は知りません。国民の多くが都市に住み、農村から離れてしまった現在、農耕文化の象徴である天皇が置かれている状況は、古来とはあまりにも変化している。幕末の場合、江戸、薩摩、長州といった具合に、地方によって勢力が分断されていたために、日本全体の権威である天皇の存在感が大きく増しましたが、今の日本はそういう地域感情も無くなってしまっている為に、それを仲介者としての天皇の存在意義も無くなっている。そのことを保守派は理解するべきです。
つまり、今のような象徴天皇制度で、国会の言われるまま皇室典範を改正され皇位継承者を決められてしまう制度では、今回のような皇室典範改悪も制度上、起こりえるのです。今回の問題は、男系か女系かの皇位継承問題ではなくて、戦後の象徴天皇制・大衆テレビ天皇制自体の限界を示しているのです。
しかし、だからといって、戦前の明治天皇制まで戻せるように国民や国会を動かすことが出来るでしょうか?戦前の天皇制は、第二次世界大戦の敗戦の影響で非常にイメージが悪くなってしまっています。また、第二次大戦の戦勝国・アメリカとの関係も大きく影響し、非常に難しい問題なのです。
そういうわけで、私は皇室の法人化が可能か?提起したのです。もっと特定していうなら、皇室の宗教法人化です。出雲大社の国造みたいな存在に出来ないのか?と考えてみたわけです。宗教法人なら税金面で有利だと考えたわけです。伊勢神宮の遷宮なんかにも500億円くらいの寄付金があったそうですし...そういう皇室ゆかりの宗教施設と一体化することが良いのでは?と思うのです。
皇室が独自で経営していけば、例の皇位継承問題だって、旧宮家の方への継承も誰にも邪魔されずに行えるわけですし...また、今のような基本的人権の無い生活を皇統の方がおくる必要もありません。どうでしょうか?
そして、今回の皇室典範改正問題の思惑ですが、私は人それぞれによって違うように思います。
おそらく、小和田家や外務省らは、愛子女帝を実現させるために、自らの皇室利権を獲得するために動いているのでしょう。
しかし、小泉首相はどうなのでしょうか?下のソースがなかなか詳しく分析していたので3つほど貼っておきます。
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チャンネル桜の掲示板での議論です。長いスレッドですが、特にこのスレッドの下のほうにいくと詳しいです。そこから読まれると分かりやすいかも。
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堀江貴文社長:『天皇は日本の象徴』に違和感、大統領制に 憂国の士
http://www.ch-sakura.jp/bbs_thread.php?ID=221480&GENRE=sougou
左翼系のブログの記事ですが、小泉首相の真意を分析しています。小泉首相は共和制支持者なのでは?と分析しています。
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“自民党をぶち壊す”と明言実行中の宰相 小泉純一郎の真意は?
http://blogs.dion.ne.jp/enoch365mokurai/archives/2283508.html
保守系の地方議員さんのブログの記事ですが、小泉首相が皇室を宗教の権威ぐらいにして大統領制へ持って生きたいのでは?と分析しています。
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小泉改革の狙いは「グローバリゼーション」という日本のアメリカ化なのか
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-193.html |
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