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>「何を変え、何を変えないで来たか ― 「伝統の成熟」・・」<
との疑問・思考を錯誤しながら、しかしながら変えてきたのもまた伝統である。何を変えていい、何を変えて悪いかの決断は、神が降臨し掲示しない以上、千数百年に続いた伝統といえども、やはり現世の事象(21世紀では民の総意か?)が、これを変革してもいいのではないのか?・・・。
いい、悪いがわからないから変化させず伝統の成熟としてそのまま置いておくとの考えも一つの方法であるが、また、時代も変化してると達観のもとに
これを変革してもいいとの判断も一つの手段である。当然にそれを決める民と政府は先の事態を予測し、またその結果を甘受する決意を持たねばならない。
私は神の御告げが無い以上、また、それに順ずる大御心が「伝統を変えてはならぬ」との明快な意志が告げられず、さらに「国民と共に進む」との御発言があれば、それは「伝統の成熟」であろうが、民の意志・政府の方針に従ってもいいと思う。天皇制度を廃止・存続の問題ではなく、直系女子・傍系男子の差である。伝統もいつかは変化する、その時期がきたと達観すればすむことである。 |
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