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No.3 時代の閉塞感と改革実行政党の役割 2001.04.13 13:20
政治、改革への参加、共有感を求める有権者
政党と有権者のリレーショナルな関係性再構築の必要性
 

「閉塞感」。
これは、今の状況に対するもどかしさもさることながら、
それを変えていく手段や、その変革の動きに参加出来る感覚が
見出せないことが大きい原因ではないでしょうか。

現状が悪くても、改革の方向性が明確で、その改革の動きに
参加していけるという感覚を持てるのならば、たとえ厳しい
改革の道のりであっても、閉塞感を感じることはないものと
思います。


与党には信頼が置けない、一刻も早くこの政治を変えてほしい。
しかし、今の野党にも改革の方向性を共有できる連帯的な一体感、
双方向のリレーショナルな関係性が感じられない。
与野党を問わずに、現在の政治家、政党に、常識のズレ、感覚の
ズレを感じ、一体感、参加意識を持てないでいる。

これが今の閉塞感の根本で、それ故に既存政党には頼らないという
無党派運動の動きが出てきているものと捉えます。


政党、政治家には、政策が大事。
と言われますが、大事なのは、政策を立案するだけでなく、
(立案だけならシンクタンクでも役割が果たせると思います。)
その政策をいかに具現化するか、その道筋を示し、共感を集め、
実際に実行していくことこそが、シンクタンクとは決定的に違う、
まさに政治の役割になると考えます。

正直、今の自由党も、この有権者のとの間での「改革意識の共有」、
「リレーショナルな(双方向の)関係性」という面では、まだ
不十分で、無党派の受け皿にはなり得ていないものと考えます。

今後、真の改革実行政党として、マジョリティの支持のもとに
堂々と単独政権を担い、小沢一郎総理大臣のリーダーシップで
日本を一新していくためには、有権者が参加意識、共有感を持ち、
国民一体で政治を進めていく、新たな形の「政党と有権者の
リレーショナルな関係性」を構築する必要があると思います。

政党のコミュニケーション戦略、ターゲット(有権者)獲得の
ためのマーケティングやCS(顧客満足)的な発想、取り組みと
言う意味で、ビジネス的な経営視点、マネジメントの感覚は
非常に重要になるものと考えます。

自由党には、是非この市民視点を党の組織や運営の中にビルトイン
して、改革の基盤をつくり上げていただきたいと思います。
また、微力ながら私も、この改革に参画をして役割を果たして
いきたいと考えているところです。

                        


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Copyright 長根英樹        E-mail:nagane@kimono.gr.jp
  :2001年 2月 1日   更 :2001年 2月 1日


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