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No.23 米沢日報(2003.1.1)新春寄稿「スロークロージング」紹介 2003.01.01 10:00
「米沢日報」元旦号にて、“米沢織・きものを通じた温故知新による
地域コミュニティの再生”に関する提言が紹介されました
 

2003.1.1付 米沢日報(置賜日報社) 第12面


 
1月1日付の米沢日報にて、地域固有の資産やポテンシャルを活かした
自立型の地域再生に関する提言、
【スロークロージング Slow clothing
  米沢織・きものを通じた温故知新による地域コミュニティの再生】

が紹介されました。

米沢日報は、山形県南部の米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、
飯豊町、白鷹町、小国町の3市5町の置賜(おきたま)地域を中心と
する地域新聞です。

掲載内容は、[メッセージ 論文メディア掲載] のコーナーにて
全文をご紹介していますので、ご覧いただきたく。

イタリアを発祥とする「スローフード」の動きが日本各地でも広がり
を見せ、現在では、「スローライフ」や「スロータウン」などという
形で広くライフスタイルやまちづくりを含めて「スロー」な観点から
見つめ直していく「スロームーブメント」へと発展してきている状況
が見受けられます。

日常生活の根本要素となる「衣食住 food, clothing, and housing 」
を、自然の移ろいや行事・風習など日々の暮らしに根ざした形で見つ
め直す中で、各地域ならではの魅力、日本ならではの魅力を再発見す
ることが出来、またそれぞれの地域や国に応じた新たな時代の方向を
探ることも出来るのではないかと考えるところです。

米沢・置賜地域は、全国生産量の9割を誇る袴地など、織物、きもの
に関する地域資産は豊富なものがありますので、「スロークロージン
グ Slow clothing」という形できものを通じた温故知新を行うこと
は非常に有効であると思います。
さらに、地域独自のIT基盤を組み合わせた形での総合的な取り組みに
より、資産を統合し相乗効果を高める形で自立型の地域再生を図って
いけるものと考えているところです。

こうしたメディア紹介をきっかけとし、きものや地域づくりに関して
想いを同じくする方々との連携を広げ、活動の和を広げて行きたいと
思っています。
                        


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  :2001年 2月 1日   更 :2001年 2月 1日


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