「男のきもの」 米沢日報連載 

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シリーズ 再発見 米沢織 
きもの
の魅力

 8. ― 正礼装 黒紋付羽織袴
          心あらたまる格式美
 1998/ 1/25

   
上杉神社 本殿 にて 
1996/11/2 撮影 

羽織 鈴源織「蓬楽」    
長着    (ほうらく)      
角帯 鈴源織「米鷹角帯」   
       (よねたか かくおび)     
袴  鈴源織「米鷹平」   
       (よねたかひら)     



【ご参考−結婚式のきもの】 
 襟を正し心あらたにする 
礼服としての装い。 
 きものの正礼装は黒白の 
コントラストが格式美を湛 
える黒紋付羽織袴姿となり 
ます。 
 洋装におけるモーニング 
コート(=昼正礼装)、テ 
     イルコート(燕 
     尾服=夜正礼装) 
     に相当する装い 
     で、堂々と世界 
     に誇る日本独自 
     のフォーマルス 
     タイルです。  
      凛と身の引き 
     締まる心の静寂 
     を発見していた 
     だきたくご案内 
     申し上げます。 

  節のない絹糸を用いた 
 黒無地に、染めで白地部 
 分を残しデザインを表現 
 した染め抜き紋を背、両 
 後袖、両胸の5個所に施 
 した染め抜き五つ紋のき 
 もの(長着)に、同じく 
 黒無地染め抜き五つ紋の 
 羽織をかさね、絹糸で緻 
 密に織られた平袴(ひら 
 ばかま)を合わせた揃い。 
  小物使い、着付けの配 
 慮により慶弔を問わず装 
 うことの出来る日本男子 
 風格の第一礼装です。 

 鈴源織物有限会社 
 社長付 長根英樹 
 http://www.ifnet.or.jp/
 ~suzugen/ 



   「米沢日報」連載特集のご紹介です。

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