「男のきもの」 米沢日報連載 

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シリーズ 再発見 米沢織 
きもの
の魅力

 7. ― お正月 心のリフレッシュ、
            お気に入りのお対(つい)
 1997/12/28

   
斜平山(なでらやま)ふもと  
  蕎麦処「なでら」にて 
1997/12/22 撮影 

羽織 鈴源織「山絲織」    
長着    (やまいとおり)     
角帯 鈴源織「米鷹角帯」   
       (よねたか かくおび)     

 

 年末年始、お正月休みは、 
一年を振り返りつつ思いを 
新たにする充電期間です。 
 一旦多忙な日常を離れ、 
心のリフレッシュを図る装 
いとして、ゆったりとした 
きもの姿は、組織・役割の 
束縛から個を解放し、己の 
     原点を再確認さ 
     せてくれます。 
      このお正月、 
     是非お手持ちの 
     お気に入りの一 
     枚を取り出し、 
     気軽に、自由に 
     日本伝統の装い 
     きもので寛(く 
     つろ)いでいた 
     だきたくご案内 
     申し上げます。 

  羽織ときもの(長着) 
 を同素材で揃えた組合せ 
 は、お対(つい)と呼ば 
 れ、落ち着きのある贅沢 
 な装いとなります。   
  羽織の丈(長さ)は、 
 各人の好みと共に、時代 
 の流行があり、長羽織は 
 明治、大正から昭和初期 
 まで多く見られるスタイ 
 ルです。 
  エレガントなシルエッ 
 トが印象的な長羽織スタ 
 イル、戦前の着道楽に学 
 ぶ洒落た装いです。 

 鈴源織物有限会社 
 社長付 長根英樹 
 http://www.ifnet.or.jp/
 ~suzugen/ 



   「米沢日報」連載特集のご紹介です。

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