「男のきもの」 米沢日報連載 

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シリーズ 再発見 米沢織 
きもの
の魅力

 6. ― コートのお洒落、インバネススタイル  1997/11/30

   
米沢・山形大学工学部前にて 
1997/11/24 撮影 

インバネス  参考商品     
長着 鈴源織「出羽五彩紬」   
     (でわごしきつむぎ)     

 


 
 雪下駄

  

  

 冬本番を前に初雪の便り 
を聞く頃、コートのお洒落 
が楽しみな季節となります。 
 帽子、マフラー、手袋等 
の小物は、防寒の意味はも 
ちろん、コーディネイトを 
整える上でも重要な役割を 
果たし、コートスタイルに 
     欠かせない脇役 
     となります。 
      今回は、個性 
     あるコート姿と 
     して、昭和初期 
     まで“とんび” 
     の愛称で親しま 
     れた書生、文士 
     の定番的装い、 
     インバネススタ 
     イルをご紹介い 
     たします。 

  肩から袖にかけて全体 
 を覆うケープスタイルは、 
 マント、二重廻(にじゅ 
 うまわし)等のバリエー 
 ションがありますが、い 
 ずれも袖がなく、着脱が 
 容易な点が共通するポイ 
 ントです。
  英国からのスタイルで 
 すが、袖が角型で大きい 
 きものにぴったりなコー 
 トとして、重宝されたも 
 のと存じます。
  流れるシルエットを見 
 直したいスタイルです。 

 鈴源織物有限会社 
 社長付 長根英樹 
 http://www.ifnet.or.jp/
 ~suzugen/ 



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