「男のきもの」 米沢日報連載 

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シリーズ 再発見 米沢織 
きもの
の魅力

 5. ― 秋の披露宴(パーティ)、セミフォーマルの装い  1997/10/26

   
上杉神社にて 
1997/10/20 撮影 

羽織 鈴源織「蓬楽」   
     (ほうらく)     
長着 鈴源織「蓬楽」   
     (ほうらく)     
角帯 鈴源織「錦繍角帯」 
     (きんしゅうかくおび)
袴  鈴源織「絲織平」  
     (いとおりひら)   


 
  
縫い紋   陰紋 (かげもん) 

 秋から年末年始に掛けて、 
結婚披露宴、各種パーティ 
のお呼ばれが多くなります。 
 装いの簡略化傾向が見ら 
れる昨今ですが、会合の趣 
旨に応じ、主催者に礼を尽 
くしたセミフォーマルの装 
いで臨みたいものです。 
      会合にもより 
     ますが、主催側、 
     主賓の正礼装― 
     黒紋付以外は、 
     お好みの落ち着 
     いた色合いの羽 
     織と長着(きも 
     の)に紋を付け 
     袴を合わせたセ 
     ミフォーマルの 
     装いをお薦め致 
     します。 

  素材は、スラリと節の 
 ない絹糸を用いた「御召 
 (おめし)」が相応しく、 
 素朴な風合いの「紬(つ 
 むぎ)」はツイードと同
 じくカントリーウェア、 
 週末の寛ぎ着となります。 
  紋は、刺繍で輪郭線を 
 表した縫紋(ぬいもん) 
 が着用範囲広く、外出着 
 としても活用できます。 
  羽織と長着は、スーツ 
 (共色)が格上ですが、 
 濃淡、別色のコーディネ 
 イトも楽しいものです。 

 鈴源織物有限会社 
 社長付 長根英樹 
 http://www.ifnet.or.jp/
 ~suzugen/ 



   「米沢日報」連載特集のご紹介です。

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