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寛仁親王殿下が、ご自身が会長を務める福祉団体の会報への寄稿と
いう形で、皇位継承の在り方に関してお考えを示されたとのこと。
その中で、女性天皇容認の流れに疑問を示され、男系男子による継
承の意味合いを強調されているとのこと。
寛仁親王殿下は、
「本来は首相傘下の審議会に諮られていますので政治問題であり口
出しできないが、本会報は市販されておらず、“身内”の小冊子
と理解し、“プライヴェート”に語るという体裁をとります」
との姿勢を示されていますが、現時点で皇族としてぎりぎりの形で
お考えを表明されたものとして、重く受けとめるべきと考えます。
皇室の重大事である皇位継承の問題に関して、皇室のお考えを伺う
こともなく改変の議論を進めてきた政府、有識者会議の姿勢が、あ
らためて問われることになるものと思います。
同時に、寛仁親王殿下は、国民一人ひとりが日本の歴史と伝統、和
の心を理解して、国の在り方、皇室との関係について考え、意見を
持ち、発言をしていくことの大切さを示されており、こうした議論
を広く起こしていくことの重要性をあらためて実感するところです。
【参考リンク】
■ 毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051104k0000m040028000c.html
■ 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20051103it01.htm
※私は、和の心、和文化について重要に思い取り組んでおりますが、
皇室問題の専門家ではございませんで、皇室、皇族方に関する
表現、言葉遣いにおいて至らぬ面があるかも知れません。
ご覧の方でお気づきの点がありましたら、どうぞご指摘をいただ
きたくお願いいたします。 |
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