長根英樹 ネットクラブ
皇位継承と和の心
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No.26 既存政党の枠を越えて 長根 英樹 さん 
    2005.11.27 20:38:33 返信

 
小泉首相が保守の心を持った政治家ではないという認識は、新高山さんと
同一です。
(この問題に限らず、就任時から同様の認識を持っています。)
有識者会議から最終報告書が提出されたことにより、舞台は完全に政治の
場へと移りました。

共産党も含めた働き掛け、連携のご提案ですが、党としてはまさしく伝統
的な天皇のあり方に反対する立場にある政党であり、実際女性・女系天皇
(直系継承)を推進する立場をとっていますので、実効ある連携は難しい
ものと思います。

この問題は国のあり方に直接関わる根本問題でありますので、既存の政党
の枠組み、グルーピングで各議員の政治行動を捉えるのは難しいのではな
いかと思います。
政治家としての一番の“素”の部分が問われ、顕わになるテーマとなり、
今後各政治家の“思いもよらぬ言動”が見られることになると思います。
従来の評価(保守かリベラルか、伝統派か、などなど)が一変する政治家
も出てくるものと思います。

「政局」という観点から非常に重要なテーマになることは確実と思います
が、伝統を尊重する市民の立場としては、目先の戦略、小細工を考えるの
ではなく、既存政党、既存組織の枠を越えて、真っ直ぐな姿勢で個々人
(政治家、言論人など)に働き掛けていくことが重要になると思います。

現在の政治的な状況だけからすると、「詰んだ」様な状況ともいえるかと
思いますが、日本の歴史、文化の底力は堅く、一筋縄で抑えつけることが
出来る様なものではないと思っています。

個々人の働きかけにより、結果として、来年、思いも寄らぬ政治の枠組み
が出現する ― といったことも十分に有り得ると考えるところです。

   


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   :2005年10月 7日   更 :2005年10月 7日