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長根さん、ご返信ありがとうございます。
私は天皇が特定の政党の党首になるのは反対ですね。それでは公明党と同じような気がします。
それより、アメリカでいうユダヤ教や宗教右派が共和党や民主党の候補などの集票マシーンになっているような感じで、宗教法人・皇室が自民党や民主党の特定の候補たちに組織票を入れることによって、政治に影響力を行使するぐらいが一番上手いやり方だと思います。
特定の政党を作ってしまうと、どうしても風当たりが強くなり、もし政策が失敗した時に、その組織団体に対する批判が行きやすくなるような気がします。
しかし、特定の宗教政党を作らずに、与野党の両方に組織票を入れたほうが、世間からの風当たりも強くなく、しかも、どちらが勝っても影響力を保持できる仕組みが出来て良いような気がします。
あと、和の精神としての皇室ですが、これは、まさに小泉首相が潰そうとしている日本の文化ではないでしょうか?おそらく、小泉首相というのは、和の精神とか性善説とか謙譲の心とか、これまでの日本人がもっていた美徳を嫌う政治家だと思います。彼はおそらく、これからの日本が国際社会で生き残るには、アメリカ人のように、自己主張して、弱肉強食で競争して、また性悪説の観点から安易に他人を信じない、そういう日本社会を作りたいのだと思います。
平沼議員らの「女系はNG、女帝は容認」は、おそらく全て批判すると叩かれるから、かなり折れて女帝は容認で話を持っていこうとしているのかもしれません。そういう意味では正攻法ではないですね、たしかに。ただ、既存の象徴天皇制の上で男系を守ろうとしているという大枠の見方として、平沼議員らの手法は正攻法だなと思ったのです。
私が正攻法ではないと考えた皇統の文化の守り方ですが、これが正に皇室の宗教法人化で、既存の象徴天皇制の上で男系を死守するのでは限界と考えたことから、そういったのです。 |
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