長根英樹 小沢一郎政治塾レポート

長根英樹

「小沢一郎政治塾」1期生 長根英樹です。

小沢一郎党首、自由党の進める日本一新の改革に、より近しい立場で
参画をしたいと考え、小沢一郎政治塾にて2年間学びました。
2002年に全課程を終え卒業。

               ◇

【小沢一郎政治塾レポートページ開設にあたって 2001年春】

今、「無党派」という言葉が時代のキーワードの一つとなり、各地で
政党の公認や推薦を受けない首長が誕生している状況にあります。

これは決して政治に無関心であったり、他人任せという訳ではなく、
むしろ、長期の自民党支配体制による政治の閉塞状況や、インター
ネットによる情報入手・発信・交流環境の向上等があいまって、
強い危機感を持ち、積極的に政治にコミットしたいという想いを
抱いている層が多いことの示唆と考えます。

しかしながら、既存の政党や政治家との間にミスマッチ、意識のズレが
あり、どの様に関わって、どの様に政治に意志を反映させていくか、
そのコミットの仕方が分からずに、既存政党と共同出来ないまま方向を
模索している、ゆらぎの段階というのが実態だと捉えます。


そうした中、政治の立場からの呼びかけとして、広く若者を対象に募集の
あった「小沢一郎政治塾」には、自由党の支持者に限らず、大きな関心、
期待が寄せられているものと考えます。

特に1期塾生、1期の塾運営には、
 ・どの様な形で一般市民が政治に関わり、役割を果たしていけるのか
 ・政党が、今後どの様に市民視点を自らの組織、活動展開の中に
  ビルトインしていくのか
という観点から、塾運営の実態や可能性、2期以降の発展性を探る意味で、
非常に大きな注目、期待が寄せられていると共に、重い責任があるものと
自覚をしているところです。


幸い私は組織に所属せず、フリーな立場で発言をすることが出来ますので、
1期塾生の一人として、私自身がどの様に塾に取り組み、どの様に考えて
いるか、塾への応募論文の他、月々の課題論文なども含めて紹介する形で、
可能な範囲で塾の運営状況をご案内していきたいと考えています。

               ◇

また、政治と市民の新たな関係性のあり方を模索する意味で、インター
ネットを通じて相互の交流、共同創造を行う[長根英樹ネットクラブ]
登録制のネットコミュニティを用意いたしました。

市民の代表として塾に参加した先遣隊の立場で、広く、政治家小沢一郎、
自由党の支持者、共感者、塾への関心者、想いを同じくするみなさんに
塾の状況を伝え、コミュニケーションを図り、交流を深めていく中で、
政党、政治家と一般市民との新たな関係性、スマートな協力関係を模索
構築するコラボレーションをナビゲートしていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。




【小沢一郎政治塾スケジュール】

2002年 8月23日  夏季集中講義&卒業
            27日までの4泊5日、日本青年館において合宿講義
            今回の講義をもって2年間の課程を修了、卒業。

2002年 6月22日  後期6・7月課題 郵送提出
            「国際正義の確立と和の価値観としての天道」[メッセージ]

2002年 6月14日  後期6・7月課題案内到着
            一問を選択しなさい。
            ○現在の日本が直面している深刻な課題(経済、財政、教育、政治、
             他)を一つとりあげ、その解決策について述べよ。
            ○地域社会、日本、あるいは地球(グローバル)の課題に対して、
             貴方は今後どのようなかかわりを考えているか、述べよ。
             (2,000字程度)

2002年 5月22日  後期2月課題の評価添削が到着
            評価  「B」
            コメントなし、4カ所のアンダーラインと?マークのみ。

2002年 4月30日  後期4月課題 郵送提出
            「日本再建のプラン」[メッセージ]

2002年 4月 2日  後期4月課題案内到着
            「日本再建のプラン」
             現在の日本が直面する深刻な課題を1つ取り上げ、
              1. それを取り上げた理由
              2. 問題の本質
              3. 具体的な解決策
             について述べて下さい。(2,000字〜4,000字)

2002年 2月25日  後期2月課題 郵送提出
            「構造改革について」[メッセージ]
             自由党が主張する日本一新(構造改革)と、
             小泉内閣が主張する構造改革について、
             両者の違いを
              1. 現状認識
              2. 理念内容
              3. 達成方法
             の観点から整理せよ。(2,000字〜4,000字)

2002年 1月 6日  冬季集中講義
            10日までの4泊5日、日本青年館において合宿講義

2001年11月29日  後期(2年次)進級合格

2001年 8月31日  8月課題 「5・6月課題の論評」郵送提出

2001年 8月17日  夏季集中講義
            21日までの4泊5日、日本青年館において合宿講義

2001年 8月 4日  夏季集中講義案内&8月課題案内到着
            8月課題は、5・6月課題を塾生同士で相互評論するというもので、
            他の塾生1名分の論文(必須+選択)が同封

2001年 6月27日  5月・6月課題 郵送提出
            「政界のリーダーに求められる資質について」[メッセージ]
            「太陽/水素エネルギー体系
              〜 水素媒介による循環型エネルギー社会の構築に向けて」」[メッセージ]

2001年 6月 1日  自由党第4回定期全国大会 懇親パーティ

2001年 5月24日  5月・6月課題案内到着
            必須課題
            「今日の各界リーダーに求められる資質について、どう考えますか?」
             政界・経済界・言論界のうち、一つを選び述べよ。
            選択問題(一問を選択)
            ○介護について、社会保険料方式と消費税方式について、それぞれの
             長所短所を分析し、あなたはどちらが望ましいと考えるか、根拠を
             添えて述べよ。
            ○ゴミ問題、環境問題が深刻化する今日、循環型社会を推進する具体
             策について述べよ。
            ○犯罪が凶悪化・低年齢化・日常化し、日本社会の崩壊が危惧されて
             いる。社会の健全化について、あなたの考えを述べよ。
            ※尚、採点について
             「提出したレポートは党でも目を通しますが、今回は塾生同士で
              採点して頂きます。」とのこと

2001年 5月11日  2月課題の評価添削が到着
            評価  「AAa」
            コメント「説明は詳しくて良いが、その分、
                 具体策が迫力不足で残念です。」

2001年 3月・4月  3月・4月課題 「私の街興し」「魅力ある街づくり」
            「米沢・置賜地域における情報化推進策
               ―地域創造力&活力向上を目指して」[メッセージ]

2001年 2月     2月課題 「私の所信表明 … 私が総理であるならば こう語る …」
            「私の施政方針演説」[メッセージ]

2001年 1月     塾生仲間とのネット交流、議論を通じて
            「小沢党首、自由党のジレンマ-“野党政権獲得戦略”」[メッセージ]

2001年 1月15日  塾生仲間のネットコミュニティを主宰、相互交流を開始

2001年 1月 8日  冬季集中講義
            14日までの1週間、日本青年館において合宿講義


2000年12月22日  合格通知到着 1期塾生に

2000年12月16日  2次審査 自由党本部にて面接、グループディスカッション
            藤井裕久幹事長、黄川田徹議員に面接審査を受ける
             2次審査会場にて

2000年11月28日  応募書類郵送提出
            課題小論文「私の志」「21世紀における日本の役割」
            「21世紀における日本の役割」[メッセージ]

2000年11月     小沢一郎政治塾 1期塾生募集開始
  



 ■ Copyright 長根英樹         E-mail:nagane@kimono.gr.jp 
   :2001年 4月 1日   更 :2005年 1月 3日