「男のきもの」 米沢日報連載 12

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シリーズ 再発見 米沢織 
きもの
の魅力

【最終回】
12. ― 礼、粋、寛、
          男の着道楽
 1998/ 5/31

   
白布温泉 中屋別館「不動閣」 にて 
 

長着   鈴源織「綿御召」    
      (めんおめし) 


 礼―襟を正して心をあら 
ためる式服としての装い。 
粋―お洒落着として個性、 
センスを表現する粋な装い。 
寛―心を解き放ちリラック 
ス、寛(くつろ)ぎの装い。
 きもの、装いの愉しみは、 
着る事自体の楽しみの他、 
     場に応じたコー 
     ディネイトの解 
     釈・思案の楽し 
     みと、それを表 
     現する楽しみが 
     あると存じます。 
      その意味で装 
     いは自己/心の 
     在処の表現とも 
     言え、故に奥深 
     く“道楽”足り 
     得るのでしょう。 

  昨年六月から、月一回 
 お届けして参りました本 
 コーナー。今回をもちま 
 して一区切りとさせてい 
 ただきます。 
  一年間のご愛読、感謝 
 申し上げます。 
  鷹山公の施策以来、二 
 百有余年に渡り受け継が 
 れてきた置賜の恵まれた 
 織物/和装環境、心和む 
 自然豊かな風土を存分に 
 活かし、きものの魅力を 
 満喫いただきたくご案内 
 申し上げます。 

 鈴源織物有限会社 
 社長付 長根英樹 
 http://www.suzugen.co.jp/ 



   山形、米沢地方の地元新聞「米沢日報」における連載特集
   (1997年6月〜1998年5月)のご紹介です。

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