「男のきもの」 米沢日報連載 10

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シリーズ 再発見 米沢織 
きもの
の魅力

10. ― 春の成人式
          準礼装 色紋付羽織袴
 1998/ 3/29

   
上杉神社 お堀 にて 
1998/ 3/20 撮影 

紋付お対 鈴源織「蓬楽」    
      (ほうらく) 

角帯   鈴源織「錦繍角帯」  
     (きんしゅうかくおび)

袴    鈴源織「彩仕舞平」  
     (いろしまいひら)

 米沢の春の成人式、四月 
二九日みどりの日は、春の 
麗らかな桜の時季、成人の 
門出に相応しい季節です。 
 心新たにする礼装として 
第一礼装黒紋付があります 
が、色で個性を発揮できる 
準礼装として色紋付も新成 
     人にお薦めの装 
     いです。 
      紋を白く残し 
     染めで表現した 
     染め抜き紋は、 
     背、両胸、両後 
     袖の5つ紋が最 
     高の格式を表し 
     ます。 
      二十の節目の 
     装いとしてご案 
     内申し上げます。 

  お好みの色目のきもの 
 (長着)と羽織のお対、 
 帯、羽織紐、緻密に織ら 
 れた平袴のコーディネイ 
 トにより独自のお洒落心 
 を表現できます。 
  懐古調の長羽織スタイ 
 ルも、今、新鮮。
  幅広い活用を考えて、 
 刺繍(縫い紋)で、陰紋 
 (かげもん=輪郭線でデ 
 ザインを表現)を入れれ 
 ば、セミフォーマルとし 
 てパーティから夜の会合 
 まで着用可能です。 

 鈴源織物有限会社 
 社長付 長根英樹 
 http://www.suzugen.co.jp/ 



   「米沢日報」連載特集のご紹介です。

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