| [10] |
長根 英樹 さん |
与野党国会議員からも動きが出始める |
2005.11.02 19:39:54 |
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昨日、超党派の保守派国会議員233名が所属する「日本会議
国会議員懇談会」(会長:平沼赳夫衆院議員)が総会を開催し、
政府、有識者会議が進める皇室典範の安易な改変に反対する
決議を全会一致で採択したとのこと。
決議の中では、
・男系継承の伝統を早急に変更することへの慎重姿勢
・長きに渡る伝統を、少人数短期間の議論によって変えようと
する拙速な姿勢への批判
・国民各界各層からの意見聴取と国民の合意納得を得ることの
必要性
を訴えているとのこと。
200名を越える国会議員の全会一致決議の意味は重く、今後、
与党内で法案を取りまとめる段階でも、国会での論戦において
も、政府のスケジュール想定の通り“政治家に介入をさせない”
形で段取りを進めていくのは難しい状況にあると思います。
今後、政治家としての堂々たる議論を期待したいところです。 |
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| [9] |
長根 英樹 さん |
本格的な議論はこれからが本番 |
2005.10.31 16:41:31 |
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先週、有識者会議の結論の方向「女性・女系天皇容認」が明らかに
なり、一つの段階を迎えたかに見える皇位継承、皇室典範改変の問
題ですが、各メディアでの本格的な取り上げや国民的な議論はこれ
からが本番になるものと思います。
有識者会議の結論は、あくまで首相の“私的な”諮問機関における
取りまとめに過ぎません。
法案化の前段階で与党内での検討、議論のステップもありますし、
当然ながら野党側の党内議論、与野党の論戦もあります。
発言の主体を明らかにせず説明責任を負わない“有識者”達の気軽
な議論から、政治的な責任を背負っての政治家達の議論へと、議論
の舞台が変わっていきます。
先の総選挙の結果から、小泉首相の絶対性が強まった与党、国会で
すが、テーマがテーマであるだけに、郵政問題以上に政治家として
の判断、歴史観、及び後世への責任が問われる真剣勝負の問題とな
りますので、安易な迎合的な議論の展開にはならないものと期待を
するところです。
現状、11月15日に皇室の大きな慶事が予定されていますので、
それまではタイミングをはかった形で落ち着いた、抑制された議論
になっているものと思いますが、この後は、有識者会議の最終結論
提出、政府与党側の法案化に向けた動きと合わせて、各メディアに
おいても本格的な紹介や焦点化がなされ、これまで以上に特集や特
番、特別コーナー等での取り上げがなされていくものと思います。
また、各層各界においても、今まで意見表明を控えてきた方面から
の動きが出てくることも予想されます。
伝統の文化的な意味、今日的な価値について、和の心、和の国の在
り方について、更なる議論の広がり、深まりを期待するところです。 |
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| [8] |
雅 さん |
もう皇室は完全に詰まれたのでしょう? |
2005.10.29 18:28:04 |
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今回の状態で、皇室は完全に詰まれたように思います。女系容認に関して、皇室サイドが反対声明を出す時は、おそらく天皇制廃止とセットになると思います。かといって、女系容認を受け入れたら、万世一系が断絶し、別系統が皇室を乗っ取る事態が生じ、本来の皇胤の方々は外へ追いやられる自体が起こります。
つまり、どっちみち、正統な皇胤の方々は外へ追いやられる公算が強くなったわけです。
もうこれは、陛下や皇室の方々は腹をくくって、小和田家やその取り巻きの野望をくじき、「幼い孫娘には普通の幸せな人生を送ってもらいたい」とでもいって、愛子女帝自体を反対し、憲法からの天皇条項は削除して欲しい(憲法の上での天皇制廃止)とでも言うしかないでしょう。
どのみち、正統な皇胤の方々が、憲法上の天皇制度から外される公算が強くなったわけですから、せめて偽者の憲法上の天皇の誕生を阻止し、宗教法人にでもなって天皇を続けていくしかないと思います。
女系容認でおれて偽者の天皇が誕生されたら、後で民間で「こっちが正統な天皇だ!」と宣言しても、熊沢天皇扱いです。熊沢天皇は本当に偽者臭い天皇ですが、今回の場合は、正統な本物の皇胤の方が偽者扱いされる公算が強いです。 |
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| [7] |
長根 英樹 さん |
朝日新聞「三者三論」にてインタビュー掲載 |
2005.10.29 13:32:24 |
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10月28日の朝日新聞「三者三論」〜 女性天皇どう考える
にて、「現制度の方が安定」との形でインタビュー記事が掲載
されました。
掲載の様子については、紙面写真と文字全文を紹介してあり
ますので、以下のページをご覧いただければ幸いです。
「朝日新聞」2005.10.28号 三者三論 〜 女性天皇どう考える 現制度の方が皇室安定
◇
紙面をご覧になった方々から、メールやこの掲示板等、様々な
メッセージをいただいております。
お礼を申し上げます。有り難うございます。
私は長く続いてきた伝統には、長く続く理由、文化的な価値が
あると思っています。
日本における皇室のあり方についても、皇位継承の方法につい
ても、幾多の時代を超えてなお通用する普遍的な真理があり、
また継承方法に工夫があったからこそ長く続いてきたものと
思います。
和の文化、和の心を探ってみることが、大きなヒントになると
思います。
【ご参考】
「和の心による国づくり」 |
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菅原道真 さん |
場違いですが・・・ |
2005.10.29 10:55:40 |
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私は天皇制そのものに反対なので場違いですが.私の立場から見ると,有識者会議の方針は,その意図とうらはらに,天皇制廃止にむけた蟻の一穴になるのか,とうけとめている次第です.反対に,天皇制護持のためには,愚かなことを考えるものだ,というべきでしょう.
わかりやすくいいましょう.愛子天皇のあとは彼女と結婚した山田勇太さん(仮名)の第1子が継ぐことになります.愛子天皇については,世論は容認する雰囲気です.しかし,世論が今の時点で考えもしないのは,山田勇太さんの第1子が天皇になることです.そのときになって,さぞみなさん驚くことでしょう.
日本にも女帝の先例はある,という事実が誤解されているようです.女帝はすべて皇族出身者であること,女帝が臣下と結婚した(または結婚していた)例はないわけです.この事実を直視しないまま,女帝もまたよし,というところから議論が進んで,天皇制の歴史とは似て非なるものが生み出されようとしているのが女帝・女系論です.天皇制の歴史で前代未聞のことが起こることになります.
「山田勇太」さんには悪いですが,仮名として拝借しました.この名前に,天皇の夫あるいは皇太君の名前として,違和感を感じない日本人はいないでしょう.名前もまた,一定の慣習の中での継承があるからです.
こうしたことを含めて,今回の方針は,有識者会議の意図とかかわりなく,まわりまわって,天皇制はもういらない,というコンセンサスづくりに寄与するものと期待しています. |
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KO さん |
拝見しました |
2005.10.29 02:27:46 |
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>そもそも、皇室典範を変え皇位継承に関わる根本的な在り方、すなわち万世一系の伝統や原則、百二十五代続く継承の原理を変えるということは、皇室の在り方、天皇の在り方の根本を変えるということであり、まさに日本の在り方、日本の歴史を変えることに直結する非常に重要な、非常に厳粛な事柄であると思います。
しかしながら、実際の会議の方向、運営の在り方を見ても、そうした国家の在り方に関わる超重要課題を扱うという気概や責任感が見えてきません。
頷ける部分も多かったのですが、この引用部分のように、天皇制を変える=日本のありかたを変える、超重要な事柄、という部分には納得しかねます。私は22歳ですが、天皇制がどうなろうと(誰が天皇になろうと、あるいは天皇制が廃止されても)、私の人生に大きな影響は与えません。たいしたことのない問題とは言いませんが、もっと大事なことが、今の日本には山積みだと思いますし、この問題に、おっしゃられるような熱意を押し付けられても困るのが正直なところです。
天皇のあり方を変えること=日本の歴史を変える事とまで言い切るとは、いささか論理の飛躍があるのではないでしょうか。
我々のような人間を納得させるには、天皇制を現状のまま維持させることによるメリット、させないことによるデメリットをしっかり示すべきです。そこには「伝統だから」「日本人のアイデンティティだから」といった抽象的メリットは説得力を持たないことは指摘しておきます。あくまでもリアリスティックに、おねがいします。 |
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| [4] |
往来 さん |
げきれい |
2005.10.28 22:51:06 |
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長根 英樹 さん |
男系/女系、父系/母系、神武父系/神武系統外(皇統外) |
2005.10.14 12:57:25 |
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加筆訂正のご案内
日本の伝統的な皇位継承のあり方=「万世一系」と、その基本原則である
「男系継承」の説明において、言葉の足りない面があって誤解を招いたり
本質を外れた議論へとミスリードをしてはいけないと思いまして加筆修正
をいたしました。
皇統における男系(男系への所属)とは、父、またその父…と父を遡って
いくと初代天皇の神武天皇に行き着くという非常に単純明快なものです。
しかしながら、万世一系はそう単純なものではなく、男系であればそれで
よいというものではありません。
(万世一系≒男系 万世一系≠男系)
この点で非常に誤解が多い様に見受けます。
皇位継承者の男系(神武系統:皇系統、皇統)への所属は、万世一系にお
ける原則ではありますが、いわば必要条件であってその他にも十分条件が
満たされなければなりません。
父を遡って天皇に行き着く、天皇と同じY染色体を引き継ぐという男系の
系統(皇系統、皇統)に所属している子孫は、現代でも数多く存在します。
和の国の最高の仁者の立場にふさわしい公明正大な継承こそが重要であり、
和の心に基づき和の心を高めてきたのが天皇、皇位継承のあり方であると
思います。
男系という必要条件の他に十分条件も含めた形で総合的に万世一系、伝統
的な皇位継承に込められた文化的な意味を捉え、その心を現代に引き継い
でいくことが重要と考えます。
【参考】
No.67 直系独占の“女性”天皇こそが伝統破壊
No.80 文化論としての皇位継承論議を
|
現在、皇位継承の問題を論ずるにあたって、皇位の移り代わり
の流れを示す言葉として、「男系、女系」という表現が使われ
ています。
(ここでは一般にも分かりやすく説明する意味合いから、皇族
方の表記に関して、宮号や敬称の面で簡易的な表現を用いて
おります点、ご了承ください。)
例えば、
今上陛下→皇太子殿下→秋篠宮殿下→ の流れで、眞子内親王
殿下が皇位を継ぎ女性天皇になられた場合、女性天皇の眞子様
は「男系女子」(男系天皇)だが、眞子様が民間一般の男性と
ご結婚をされお子様が生まれたとすれば、そのお子様は「女系」
(男子の場合は「女系男子」、女子の場合は「女系女子」)
となり、もしこのお子様が皇位を継ぐことになれば歴史上初の
「女系天皇」となって、従来一貫して「男系」により継承され
てきた万世一系の原則、伝統が崩れることになる。
| といった表現です。
私は、上記表現の言わんとするところと同じ捉え方をしており、
いわゆる「女系天皇」には反対の立場です。
しかし、この「男系、女系」という表現は分かりづらく、また
正確でなく、無用な誤解を招く表現であると思います。
◇
皇位継承における「男系」とは、非常に単純明快で分かりやすい
系統の捉え方です。
すなわち、天皇→父→父→父→ … →父→父→父→神武天皇
という形で、歴代天皇の父、その父(祖父)、そのまた父(曾
祖父)とどんどん父親を遡って行くと、必ず初代の神武天皇に
行き着くという捉え方です。

こうした継承を「男系」による継承と言っている訳ですが、継
承の起源を明確にする意味では、「父系」で繋がる継承という
ように、「父系」という表現を用いた方が分かりやすいと思い
ます。
これに対して、
子→母→母→母→ … →母→母→母→母
というように、母親を遡って起源を辿る捉え方が、本来的な意
味での「女系」「母系」の継承となります。
まとめると
・父と子の関係に着目して歴代の流れを捉えるのが父系(男系)
による系統であり、父系継承
・母と子の関係に着目して歴代の流れを捉えるのが母系(女系)
による系統であり、母系継承
となります。
人は誰しも皆、父(男)と母(女)から生まれてきますので、
全ての人が、父→父→… と繋がる父系(男系)の系統(男性
なら父系男子、女性なら父系女子)に属し、また同時に母→母
→… と繋がる母系(女系)の系統(男性なら母系男子、女性
なら母系女子)に属しています。
(全ての男性が「男系男子」「父系男子」であり、どの系統に
属する「男系男子」なのかがポイントとなります。)
そして、男性は父にはなれますが母にはなれませんので、父系
(男系)の系統を子孫に繋げ残すことは出来ますが、母系(女
系)の系統を子孫に繋げ残すことは出来ません。
また、女性は母にはなれますが父にはなれませんので、母系
(女系)の系統を子孫に繋げ残すことは出来ますが、父系(男
系)の系統を子孫に繋げ残すことは出来ません。
◇
現在、女性天皇と民間一般男性との間に生まれたお子様の即位
について「女系天皇」という表現をしている訳ですが、先程の
眞子様の例で女系=母系(母親)を遡って考えてみると、
お子様(女系天皇)→母(眞子様:男系天皇)→母(紀子様)
→母(川嶋和代様:紀子様のお母様)→母(紀子様の母方の
お祖母様)→
となり、この系統は歴代天皇の系統に繋がりません。
(いわゆる「女系天皇」は、母親である天皇と母子間の繋がり
はあるが、系統での神武天皇との繋がりはない。)
上記の眞子様を例にした想定でも明らかなように、現在の議論
では、女性天皇とお子様との間の単に一代のみの母子間相続を、
あたかも系統として歴代天皇との繋がりがあるかの様な雰囲気
を醸して「系」の文字をつけて表現しています。
また、それを「母系」ではなく「女系」と表現することで、
「男系」「女系」の対比から、男女性差の問題とシンクロさせ
錯誤を助長させている面がある様に思います。
ここであらためて論点、皇位継承の流れを明確にする意味で、
従来の「男系」を「父系」と置き換え、更に神武天皇に繋がる
父系の系統であることを明確にする意味で「神武父系」と表現
したいと思います。
すると、従来表現の男系男子による継承は、神武父系の男子に
よる継承となります。
歴代の女性天皇は神武父系の女子(男系女子)で、皇位は一貫
して神武父系(男系)により継承されてきました。
皇統とはまさしくこの神武父系に属した系統であり、万世一系
においては一貫して神武父系による継承が行われてきました。
これに対して、いわゆる「女系天皇」は、母親を遡った「女系」
「母系」の“系統”で神武天皇に繋がらず、もちろんのこと父
方の「父系」でも神武天皇に繋がりません。
系統として歴代天皇と繋がらないのに、「女系」や「双系」と
いった表現をするのはふさわしくない様に思います。
こうした考えは、皇位を系統という歴史的な繋がり(長期視点)
で捉えることなく、時の天皇とその子との形で非常に狭い視点
(一組の親子関係だけ)で捉える浅はかな解釈が根底となった
考え方になると思います。
時々の都合により、今回は母子間相続、次は父子間相続と不規
則な継承を繰り返し、結果として父系とも言えず母系とも言え
ない、系統としての繋がりのない関係性を歴代の天皇間に生じ
させていくことになります。
皇位は、初代神武天皇からの万世一系による系統の重い積み重
ねに由来するものであり、時の天皇個人に属するものではなく、
時の天皇がその世代の都合で自由に私出来るものでもありませ
ん。
こうした皇位の源泉に関する基本認識の欠如が、「女系」「双
系」などという継承論や造語に繋がっているものと思います。
今後、伝統を尊重し万世一系を守る立場から議論する場合には、
情報リテラシーの観点から、
・「男系」か「女系」か ではなく、
・「神武父系」(皇系統、皇統)か「非神武系統」(非皇系統、
非皇統:神武天皇に遡る天皇の系統に繋がらない別系統)か
といった対比表現を用いていくことが重要と考えます。
例えば、
今上陛下→皇太子殿下→秋篠宮殿下→ の流れで、眞子内親王
殿下が皇位を継ぎ女性天皇になられた場合、女性天皇の眞子様
は「神武父系女子」(神武父系天皇)だが、眞子様が民間一般
の男性とご結婚をされお子様が生まれたとすれば、そのお子様
は「非神武系統」(非皇系統で歴代天皇との系統的な繋がりの
ない別系統の子孫)となり、もしこのお子様が皇位を継ぐこと
になれば歴史上初の「非神武系統天皇」(非皇系統天皇、別系
統天皇→そもそも天皇と呼べるものか論理矛盾の存在ですね)
となって、従来一貫して「神武父系」によって継承されてきた
万世一系の原則、伝統が崩れることになる。
| といった表現です。
◇
ここで、神武父系の系統と皇統との関係について。
「皇統」という表現は、広義、狭義、様々な意味合いで幅広く
使われていますが、ここでは神武父系の系統の中で、君臣の別
を踏まえ皇族であった方々を(配偶者も含めて)示す意味合い
で用いたいと思います。
(「歴代の皇族方の系譜」という意味合いです。)
系統は誰(どの世代)に着目するかによって子孫の広がりが異
なってきますが、先代に遡れば遡るほど枝分かれ、子孫の広が
りが大きくなります。
皇位は神武父系により継承されるということが絶対不変の大原
則ですが、神武父系の系統は過去に臣籍降下した枝分かれ系統
もあり非常に幅広い、大人数となる系統になります。
よってこの系統の中から、歴代の天皇との繋がり(君臣の別)
を考慮して皇統が(配偶者を含む形で)定められています。
(配偶者を含めた)集合の包含関係で言えば、「神武父系⊃皇
統」となります。
「皇統に属する男系男子」という表現は、本来
・神武父系男子(男系男子)は対象者の範囲が非常に広く、皇
統に属さない者もいるので、神武父系男子(男系男子)の中
で皇統に属する者
(皇統に属する 男系男子 と
皇統に属さない男系男子 の対比表現)
との意味合いであり、
・皇統には男系の他に女系もあるが、その中で男系の方の男子
「皇統⊃男系(神武父系)」
(皇統に属する男系男子 と
皇統に属する女系男子 の対比表現)
という意味で捉えるのは曲解であると考えます。
系統の意味合い、父親を遡っていけば神武天皇にたどり着くと
いう神武父系、万世一系の意味合いを理解していれば、上記の
ような解釈は出て来ないものと思います。
◇
皇統、即ち皇族の範囲は、皇族方にどれだけ男子が誕生するか
によっても変動する比較的緩やかなもので、一旦臣籍に降下し
ても皇統、皇族に復帰した例もあります。
時代、状況に応じて、天皇、皇室を補佐し、皇位の継承を万全
たるものにするために、神武父系の中から適宜範囲を決めてい
くことが出来るものと考えます。
そして今はまさに、あらためて皇統の範囲を設定し直すことが
求められる時代、状況にあるものと思います。
万世一系の継承原理は、直系最優先(時の天皇の子孫であれば
男子のみならず女子の即位も可)の継承に比べて、時に天皇の
子よりも他家(兄弟や叔父、甥等)が優先される場合があると
いう順位付けの考え方により兄弟間の繋がり、世代間(叔父、
甥等)の繋がりや助け合いの心を強める作用が働くという特徴
があると思います。
皇位を私物と捉えず、親族全体で協力して大道を歩んでいこう
とする理念、和の心が込められた継承方法であると思います。
これに対して、現在想定されている女性天皇や女系天皇(非神
武系統天皇)は、基本的に自分の家族(直系)を第一優先にし
た考えが根底となり、皇位の私物化にも繋がる要素をはらんで
いるものと考えます。
仮に皇位“継承”の安定性が高まったとしても、皇位そのもの
の安定性、信頼性、正統性が損なわれるようなことでは本末転
倒になります。
長きに渡って続けられてきた伝統、しきたりに込められた意味、
その真髄を理解し、物事の優先順位を見極めることが重要であ
り、それこそが“有識者”に求められる資質であろうと考えま
す。 |
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| [2] |
長根 英樹 さん |
現在の有識者会議の問題点 |
2005.10.09 18:42:48 |
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皇位継承の問題に関する現在の政府(小泉首相)の対応につい
ては、
・私的な位置づけの諮問機関(「有識者会議」)において議論
を進めている点
・この議論を基に法案化を進め、来年始めの通常国会に提出し、
国民的な議論のないまま短期間のうちに成立を期す方針が示
されている点
・当事者である皇室のお考えを真摯に伺う姿勢を持たない点
・会議メンバーに皇位継承に関する専門家が見当たらず、会議
日程(開催回数、開催時間等)の面でも不十分な点
・広く国民に基本的な情報(歴史的な経緯、意味合い等)を提
供し、同時に意見を聞くという積極的な姿勢、具体的方策の
ない点
などなど、様々な問題点が指摘されているところです。
ここで私は、次の点を最大の問題点として指摘したいと思いま
す。
それは、将来の問題(継承の安定性に関する不安)と現在の秩
序、決まり事(厳然たる継承順位)との切り分けが明確になさ
れていないという点です。
そもそも今回の議論の出発点は、将来の安定的な皇位の継承に
関する不安にあります。
皇位継承に関する議論は、継承資格や継承順位にも関わってく
るだけに非常にデリケートな問題となりますので、今回の議論
では、現在の皇位継承者(継承資格)、及び継承順位に立ち入
ることなく、これ以降の継承に関しての検討を行うことを明確
にし、無用な混乱を招かないように最大限の配慮をもって進め
るべきであったと考えます。
しかしながら現状では、女性天皇、女系天皇を認め、直系長子
優先の継承との方針のもと、現在の継承順位を覆して敬宮殿下
を秋篠宮殿下よりも上位に位置づける様な議論(シミュレート)、
報道が公然となされています。
既に明確に順位が定まっており、国民の側も皇族、継承者の側
もそうした前提、認識、期待や覚悟、責任感のもとに何十年も
の歳月を経てきたという皇室と国民の営みを蔑ろにし、過去に
遡る形で規定(法律)を適用させて従来の継承順位を変更する
ようなことは、実質的に国民が投票により(国会議員を通じて)
継承者を左右することとなり、天皇、皇室と国民との根本的な
関係性を損なう重大な背信行為になるものと考えます。
こうした行いは、「安定的な継承」を大義名分に善意の仮面を
装った皇位の簒奪行為であり、日本の歴史に対する大罪として
決して看過できない大問題であると考えます。
◇
今般の皇位継承、皇室典範の変更に関する議論を通じて、
・もし国会が法律によって伝統的な万世一系の原則を覆し、従
来の継承の在り方を変更するのであれば、法制度上の「天皇
(天皇位)」とは別の形で、本来の在り方に基づく伝統的な
天皇、皇室が存在することもあり得る
・元来、天皇の地位、存在は、国会や政府の認定によって成立
する意味合いのものではなく、逆に時の政府は、天皇に認め
られてこそ正式な政府としての正統性が担保される
といった形で、あらためて国会、政府と天皇の在り方に関する
整理の必要性が浮き彫りになってきたものと思います。
戦前(明治制定)の皇室典範は、国の最高法規として大日本帝
国憲法と共に欽定として定められ、その改正は国会、議会にお
ける議論を通じてではなく、皇族会議と枢密顧問に諮ることに
よって行われることになっていました。
これは、新たな政体を発足させるに際して、政府側として国家
運営の基本的な方針として従来の伝統(万世一系の天皇を戴く
君民共治の国柄)をどの様に踏まえて行くかという点を天皇に
示し、天皇との信義に基づく高度な基本合意(政体認証)を得
ることによって、はじめて正式な政権運営が可能になるとの認
識があったためと考えます。
そして、皇室典範がその天皇と政体側との基本合意書の意味合
いを持っていたため、国会において一方的に変更することは出
来ず、皇族と政体側の高度な立場でのみ関与、改正が可能な形
態になっていたものと思います。
天皇は憲法が出来る遥か以前から存在し、日本人(国民)の心
と(政府、法制を通じることなく)直接深い繋がりを持ち、国
民と共に長い歴史を歩んできた経緯がありますので、今回の議
論を機に、あらためて皇室典範のみならず、憲法も含めた形で
天皇と国民、国会、政府との関係の在り方について、和の国の
在り方について検討し直すことが重要と考えます。 |
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| [1] |
長根 英樹 さん |
「皇位継承と和の心」掲示板を開設 |
2005.10.06 13:06:06 |
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現在、皇位継承の問題について、首相の私的諮問機関という形で
有識者会議が設置され検討が進められています。
報道によると、この“有識者”達は、伝統的な万世一系(男系)
による継承を廃して、直系長子を優先し「女性・女系天皇」を認
める方向で意見集約に入ったとのこと。
そもそも皇位継承の問題は、天皇の天皇たる所以に関わる問題で
あり、天皇の在り方、すなわち日本の国の在り方、日本人の心の
在り方に直結する非常に重要かつ厳粛な事柄になると考えます。
万世一系の皇位継承原則は、様々な時代の変遷を経る中において
も一貫して守られてきた大原則であり、単に継承のルールという
枠に留まらず、天皇の存在の根幹に関わる不可欠の要素になると
考えます。
また、日本の国の在り方、和の心とも密接に関連しており、先人
の想い、歴史の詰まった文化的な価値を有する決まり事であると
考えます。
こうした首相、政府の動きに対し、真の保守主義、伝統尊重の立
場から、国の建て直し、日本の再構築を進めていくことを目的に、
様々な意見や考え方を寄せ合い議論を深め連携を広げつつ、共に
想いを具現化していきたいと考え、ここに「皇位継承と和の心」、
天皇陛下と日本について考える掲示板を開設しました。
詳しくは以下の論文をご覧いただきたく。
■ 和の国、和の心 ― 天皇陛下と日本 2005.02.18
http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/messages/27_title_msg.html
■ 「日本国憲法と武士道精神」 〜 和の心による国づくり2004.01.06
http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/messages/26_title_msg.html
日本を愛する心、日本を誇りに思う心を共通の繋がりとして、年
齢や立場を越え、知識の差にとらわれず、互いに虚心に向き合い
高め合う場として運営していければ幸いに思います。
想いを同じくするみなさんのご参加をお待ちしております。
長根 英樹
◇
[参考]
□ 皇室典範に関する有識者会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/
□ 有識者会議による「今後の検討に向けた論点の整理」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai10/10siryou1.html
◇
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